
ゆううつで落ち込んだ気分となり、涙もろさや寂しさを引き起こします。
さらに、今まで興味を持って取り組めた事柄に興味がなくなり、楽しくなくなります。しかも、自分を「だめな人間だ」と強く思い込んでしまうこともあり、その結果、「自分などこの世にいらない」と自殺を考え出してしまうことがあります。
いずれの症状も、自分や周囲の環境を実際以上に否定的にとらえてしまうということが、根本にあります。
これらの症状は、朝に症状が強く、夕方になると少し楽になるということもよく起こるため、家族の方は帰宅後の様子を見て、「たいしたことない」と誤解してしまうこともあります。
うつ状態
人のこころはいつも元気というわけではありません。仕事でのミス、失恋、家族関係などほんの些細な出来事で、落ち込んだり、傷ついたりして、たいていの場合、人は数日もすると回復して、また元気に“頑張ろう”と思える力をもっています。ところが時に、いつまでも気持ちが沈んだままで復活しないことがあります。このような状態を“うつ状態”といいます。
新型うつ病
新型の特徴は、日常生活や仕事、友達関係などがうまくいかなくて”自分を責める”という従来型と違って、”周りの環境や他人のせいにする”傾向が強いようです。特に、仕事場で多く、物事がうまくいかないことを”会社や上司”のせいにし、「会社が悪い」「上司が悪い」などの言葉が口癖のようになる。 わかりやすく言えば、”仕事中にだけうつになり、会社の外では元気”というのが新型。
注 釈
このような症状、いわば病理的な症状を起こす予防として、カウンセリングが存在する、もしくは意義だと考えます。 そして、これらの症状の所以は欧米から由来しています。
disorderとはどういう意味なのでしょう?注文しない、つまり要求に応えないという意味で、日本では障害という言葉になっています。おかしくはないですか?何でも障害という言葉を使うのはどうかと思います。
私たちはこの言葉を安易に使うことを懸念しています。クライエントには十分な心遣いをしなければならないと真剣に想い、向き合っています。弊社の仕組みとして、精神科医のリファーも行いドクターと連携も取りながらカウンセリングをしています。なるべくお薬に頼らず、自力のところを最大限に引き出し、支え、自然治癒力のカウンセリングが役目であり、それを促すことでその本質があるのです。 少し心が病む、やや痛む、非常に痛む、ところから病理的、即ち心の病へと発展します。早めの予防が必要です。
それは心に限らず、外科的、内科的な症状と同じと思います。ストレスがたまれば、愚痴でも構いませんので、私たちが親身になって皆様の健康を大切に致します。またメール相談も受けていますので、お気軽にアクセスしてみて下さい。